akaiitoには、ほぼ毎週お一人でご来店下さる男性のお客様がいらっしゃいます。正真正銘まさにカフェ男子ですね。

いつもランチにお越し下さるのは、Official髭男dismの藤原さんのような感じのお客様です。とってもお静かで、本を持って来られるのですがいつも読む時間がない感じになっていて申し訳なく思います。一口つづ噛みしめるようにお召し上がり下さり、とっても嬉しいです。去年、お仕事の都合で引っ越してこられて、それからかなりの頻度で通って下さっています。

チラリズムで、手元だけ写させていただきました。不規則になりがち、偏りがちな食生活を鍋炊き玄米や、乳酸菌酵素を使ったお料理などで整えてくださっているのかな?と、思います(*^-^*)。「チーズケーキは種類がいっぱいあるんですね」と、いつも違う物を愉しんで下さっています。ドリンクも違う物をいろいろオーダーして下さいます。色々とお忙しい毎日の中で、食べるだけじゃなくて心もほっとする場所になれていたら嬉しいなぁと思います。

私にとっては、心が落ち着くというのは結構な問題でして 笑。「あぁ、ここに来たら落ち着くな」ってそんな場所は私にとっては大切なので、そう思っていただけていると嬉しいです。


もうおひと方、毎週お越し下さる男性のお客様は、いつもファレルウィリアムスに似てるなぁって思う、ヨガの先生Mさんです(この事はご本人にもお伝えしたことがあると思います)。Mさんはかなり長いお客様で、6年とか7年とか・・・その位になると思います。

写真は、ヨガ教室終わりにジャージでカフェ中の風景です。いつも中国花茶と、チーズケーキをお召し上がりくださいます。ヨガの先生だけあって、いろいろな事を教えていただきます(ご本人はそんなつもりではないのですが)。この前もお話ししながらメモを取っていて読み返してみても素敵な言葉がたくさんで「ふむふむ」と思います。ヨガってつながるって意味だそうです。


 

お料理って、どうやって味が付くかご存じですか?やり取りなんです。お料理は冷める時に味がしみこみます。一晩おくというのは、一旦冷まして味をしみこませるためです。素材の中を出たり入ったりするのです。加熱時は材料から水が抜けて軽くなります。冷めると水が戻るので重たくなります。これは「味がしみこむ」という状態です。

「さしすせそ」は、その原理です。分かりやすいですよね。塩って水分出しますし砂糖の方が分子が大きいので先に塩を入れてはダメです。砂糖を浸透させたいなら、砂糖→塩で使わないといけません。(*料理によってはさしすせそ順でない事が正解な事もありますがだいたいは)

素材も、人と人も同じだと思うんです。エネルギーのやりとりなのです。料理は素材同士のやり取りがうまく行けば美味しく柔らかく出来上がります。人と人もエネルギーのやり取りがスムーズだと、お互いに「いい時間」が生まれるのだと思います。塩ばかり振っていると、砂糖は浸透せず水分は抜けて塩辛い堅い料理が出来上がります。人も同じで塩ばかり振られると・・・しょっぱいだけですから 笑。

akaiitomaisonでは、お客様とのエネルギーのやり取りが「美味しいお料理」のようにまろやかです(*^-^*)。

カフェでのひと時が好き、カロリー摂る事だけじゃなくて、身体によく美味しく幸せにエネルギーを補給していただけるように努めております(*^-^*)。

 

 

*「男性ひとりのお客さま多いなんて珍しい」と、よく言われるので「僕も玄米ご飯やカラアゲ食べたいけど、カフェにひとりで行って大丈夫かな?」と思われている方にも安心してご来店いただけるとうれしいです。確かに・・・入りにくいかもですものね(*^-^*)。


さきほど、「akaiitoに来るのは週に1回の自分へのご褒美やねん」と仰ってずっと変わらずご来店下さるYさんがお越しくださっていて、オーガニック極上キビ糖をお見せしたのです 笑。いや、だってほんとに綺麗なんです。そしたら「高級な物は綺麗やねぇ、飾っとけるよ 笑」って。

キラキラ光るオーガニックのキビ糖が、おきゃくさまをもっともっと笑顔に出来るといいな・・・

そんな風に思うのです。

今後とも、よろしくお願いいたします。

てんしゅ。