「akaiitoさんが出来るまで、この辺夜は真っ暗だったんですよ。明るくなってうれしいです」それは、akaiitoが開店したずっと前の事。夜は、壁が光ってキラキラしています。
この辺、本当に夜は真っ暗なので、灯りがあって「ほっ」としてもらえたら嬉しいです。壁の灯りはけしていても、中で仕事をしているので、時々ドアを「ドンドン」と叩かれたりします。
たまに、ドアを開けていると「この店、どんなんだろう?」って、中を覗いていかれます。
この赤い壁を目指して、今まで、どの位の人が歩いてきてくれたのだろう?今は、タクシーも「akaiitoまで」で通じるようです。クリスマスディナーの時は、タクシーや代行運転で帰られる方もいらっしゃいます。もうすぐ12回目のクリスマスディナーです。
「コロナ渦もよく頑張りましたよね」と、今日、お客様に仰っていただいて、すごく泣けました。あたたかなお客様に支えられて、お客様の人生と共に歩む小さな店です。