営業の内容とはあまり関係のないことを語る日です(*^-^*)。

皮蛋を買いました。

皮蛋のお話です。アヒルの卵を強アルカリで熟成させたものです。店主はこれが結構好きです。中国を旅するまでは「ちょっと気持ち悪い物」と思っていたのですが、食べてみると結構癖になります。中国を旅すると朝はたいてい屋台のような所で朝ご飯は「おかゆ」を食べる事になります。それでみんな地元の方がピータン粥を食べていたので、頼んでみたらとっても美味しい事が判明しました。おかゆと豆乳というのはスタンダードのようです。すごい量の豆乳をみんな飲みます。あれがスタイルの良さの秘訣なのかも?と、思います。

コロナ禍でどこにも行けないので、皮蛋を買って皮蛋粥を作ってみました。

玄米と小豆も入れました。旅しているような気分で「あぁ、何か楽しいな」そんな気持ちになりました。油条もあればもっとよかったです。経験って大事だと思います。色々な事を経験すると心に引き出しが出来ますもんね。経験した事は、何年経っても同じ言葉が出ます。でも、他人の経験を見た事(テレビの番組とか雑誌で見たとか)では記憶の定着が無くその時に感じた事は忘れてしまいます。経験はずっと心に定着して、ふとした時にご褒美のように色々な気持ちをくれたりします。経験が多いほど幸せも増える気がします。

コロナが終わったら、美味しい物食べに旅に出たいなぁ・・・・

漢方のお茶とかも買いに行きたいなぁ・・・


昨日、お客様とお話をしておりました。お客様は私が独立する前にマネージャー店長をしていた店からのお客様で(有難い事に、少しこういったお客様もいてくださいます)いつも元気をいただいているとっても可愛い方です。コロナ前は世界中いろいろな場所にお仕事や旅で出られていて、その国その国でお土産(食材)を買って来て下さるような素敵な方です。

で、いつも本を読んでいらっしゃるのですが「何を読んでいるのですか?」と、訊くのはあまりよろしくないので(私はすぐに質問されるのが苦手なためお客様にも質問は控えています)それで私の読んだ本の話をしていました。私は最近名作文学を読み返していまして。

そんな話から映画の話になり「工作 黒金星と呼ばれた男」が面白かったとお客様に伺いました。私上映の時から観に行きたかったんですよ。それで「ネットフリックスでやってますよ」という事で、早速今朝早起きをしまして観ました。いやぁ・・面白かったです。これ実話なんですよね。スパイ映画なのですが、南北朝鮮がただの敵として描かれているのではなく、最後はもう感動で。日本も戦後南北に分けられたとしたら?と、つい考えずにはおれませんでした。ネタバレになりますが、リ局長が生きててよかった。。最後に二人が、ロレックスとネクタイピンを見せあう場面ではもう涙ぽろぽろでした。どうしても政治に翻弄された中で生きている現代の私たちですが、心というのはもっと素敵な物で、信念というのも大切なもので、自分の信念も大事にしながら他の思想や生き方をしている人に対しても、心で接する事が出来たら誤解は解ける事もあるんだろうと、強く思いました。相互理解が必要ですが。いいタイミングで素敵な映画を紹介していただいたなぁと感じる今日です。

ブラックヴィーナスを観ると、シルミド思い出しました。シルミドは「キムイルソンの首を取りに行く」と、訓練された元囚人達の話ですが、政治が南北和平に進んで行ったので亡き者にされるというお話でした。

 

色々な事は実際の事は本当に自分の頭で考えないと、デマを信じて怒らないでいい場面で自分の気持ちを害して怒ったりしても得は無いので、自分の頭で考える力というのが情報社会には必要不可欠だなってそう感じました。

 

お客様は、読書家で映画好き!そんな方が本当に多いです。そして「旅」好きな方も多いです。そして、ほっとした時間を過ごしにakaiitoにご来店下さいます。


もし、皆様が中国旅の気分を味わいたいなというご希望ありましたら「皮蛋粥の日」ってやりたいなぁとも思います。フェイウォンの「夢中人」でもBGMに。

小さなカフェ

手作りのお料理とハッピーなチーズケーキ、文芸サロンのような空間です。映画や本について話せる人がいないかな?そんな方も大歓迎です。