昨年から、新型コロナウィルスに世界中がほんろうされています。こんな時代が来るとは思ってもみなかったことが起こり「平穏な毎日」の大切さを身に染みて感じています。
(店の事は何一つ書いて無いツブヤキです)
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール、ビルパーキンス著。
若いころの経験はお金に代えがたいという事。先日、たまたま実家で「深夜特急」を観ました。沢木幸太郎著、バックパッカーのバイブルを大沢たかおさんが、フィクションとノンフィクションを織り交ぜて主演されていました。
観ていると、随分自分の経験と重なりました。あぁ・・ほんとこういう時寂しいものよね・・とか、中国の山奥の全くどこなのか分からない場所でバスを下ろされてしまった事などを想い出しました。そりゃもう心細かったですし、駅なんてないし、スマホはまだなかったのでそこがどこなのかさえ分からず(深夜特急みたいに地図を広げて目的地を探す時代)、日本にはもう帰れないかもって思って、誰もいないし・・・・泣けてきて・・・途方に暮れて。。数時間経ってタクシーを見つけて、猛ダッシュ!!!この機会を逃したら死ぬかもしれないと思って・・・必死です。タクシーを追いかけて、大声で窓をたたいて、必死で縋り付いて乗り込みました(そんな私が怖い笑)。それから、やっと知っている駅を告げて、そこまで連れて行ってもらって、お金が無いのでそこからホテルまで3時間くらい歩いて帰りました。。
(地理が分かる場所にいれば別ですが、まったく東西南北が分からない上も下も分からない場所に放り出されるのは怖いものです、おまけに言葉も通じない・・・)
そういう経験は、本当に「宝」なんです。人から聞いたり、映像で見た物なんて想い出にはなりません。年老いて死ぬ時、そういう若い時の想い出が何より自分を癒すそうです(これずっと、DIE WITH ZERO の本の感想などの続きです)。
若い時の経験にお金をぶっ込め!と、ビルパーキンスさんは言っているようです。深夜特急みていて「今はこんな事できないなぁ」って思いましたもん、やはり。昔は同じようなことやってましたけど笑。。今、こうして「新型コロナウィルス」が猛威を振るう時代が来て、外国にも好きなようには行けなくなって、自分の体験したことや見てきた事の貴重さを身に染みて感じます。
きっと、年老いて死ぬ時わたしは「ああやって世界中を旅していた日々」の事を思い出すに違いないと・・・思いました。そして、今の事も・・・akaiitoで色々なお客様と巡り会えた日々を思い出すに違いないです。
こんな状況(コロナ禍)ですが、お客様から毎日素敵な「希望」をたくさんいただいて、この毎日は「大変だったけど幸せだったな」と、心から思えると思います。ほんとうに、お客様に心から感謝です。
旅の途中よくお金が無くなりました。昔は銀行でしか下ろせなかったので、銀行が無かったらお金が下ろせず手元にお金が無い事になります。田舎には銀行もありませんし、カードも使えませんし、今のようにタッチしてチャリンで決済なんてありませんでした。
お金が無くなった時は、本当に色々な方が親切にしてくださいました。どこの国のかたもみなさん親切でした。国と国になると話がややこしくなる事もあるけど、人と人は感覚で繋がれるものだし、優しい気持ちを持てるんだなという事を、身をもって経験しました。困っても誰かが助けてくれます。
そういう経験をしていると、助けてもらう有難さというのをすごく感じられるようになります、助けてもらって当たり前とは思えなくなります。そして、恨まれるよりも感謝される方が幸せだという事にも気が付きます。だって、そこで助けてくれた人の事は私は一生忘れないからです。向こうは忘れていると思うし、日々の一コマだったと思うのですけれど。
「あの人のお陰であの時は救われたなぁ」って、誰かの心を一生支えることが出来るなんて、素敵な事すぎる!!!
今日もお客様「いろいろな事あったら来たくなるんです」と、いつも駅から歩いてお越しくださいます。振舞やお話のされかたなど、とっても綺麗なお客様で、いつもマインドハーブティーと何かスイーツをお選びくださいます。
何気ない事で笑ったり、喜びで胸がいっぱいになったり、毎日が感動の経験をさせていただいています。
お一人で来られるお客様が多いので、お気軽にご来店いただけましたら幸いです。
時が経って、お客様に「akaiitoに通ってたあの頃を思い出すと楽しいなぁ」そう思っていただけるように、毎日手間暇かけて美味しいお料理やスイーツをご用意させていただきます。
小さなカフェakaiito maison
大人が集う心休まる場所です。
素敵なお客様皆様に感謝しています。
28日(土)は15時~20時の営業です!!
夜カフェご来店お待ちしております(*^-^*)!!