akaiitoを生駒市のこの場所で開業して「6度目の秋」がやってきました。

早いものです。

今日も、akaiitoへのご来店をとっても楽しみにして下さっていたお客様、

何度目かのお客様、いつものお客様・・・ランチタイムもカフェタイムも

たくさんのお客様に「akaiito大好き」と、ご来店いただいて心より感謝しています。

 

2017年は、色々な事を変えたり変わったりしています。

悩みすぎて、それだけでヘトヘトになってしまったり 笑。

そんな疲れてしまう時も、

お客様にお会いして「美味しいよ」って言っていただくとすごく元気が出ます。

そうすると「もっと頑張ろう」と、思っちゃいます。

 

ここ6年で変わってきたと思うのは、

お客様が、とっても気軽にカフェを使って下さるようになったということです。

「ちょっと話しようよ、せっかくならakaiitoのスイーツ食べへん??」

という感じです。

お話と共にakaiito、この感じがすごく幸せです。

カフェは、何かしらおしゃれして特別な時に行くというイメージから、

普段着で、お買い物の途中で、習い事の帰りに・・・

早く帰って来たお子様を連れて・・・

そういう、生活の中に溶け込むという感じのご来店がとっても増えて、本当に嬉しいです。

この、写真のカフェの裏の景色も、6年目のakaiitoを優しく包んでくれています。

日本全国津々浦々からakaiitoを目指してお越し下さって、色々なストーリィがあります。

 

数か月前に、占い師の眞田さんの所にお邪魔しました。

「古川さんね、動く人ですよ」って、眞田さんにっこり笑ってはりました。

わたし、じっとできないそうです 笑。

なるほど・・・・ 笑。。

 

このフレンチレッドの赤い壁のカフェ「akaiito」は、私の人生を

とってもすごく幸せにしてくれています。

お客様の毎日も幸せになっていると良いなぁ・・・

ちょっとしんどい日も

「今日を乗り越えてakaiitoに行こう!!」

って、思ってもらえたら嬉しいです。

 

最近思うんです・・・

わたしは、中国の山奥とか・・・一人で行っちゃう人なんですけど。

思い出すと、涙が出ちゃうような、胸がグっとくる想い出は、

美味しいご飯と、作ってくれた人の愛なんです。

入り口も無い・・・

コンクリの上に、一斗缶を逆さにして座る、水餃子屋さん

(中国の話です)

「这样一个地方,直到你,你是从日本来的。

我回来很高兴,一点钱。

回到日本后, 中国是一个好的地方去,告诉大家」

日本から、一人でやって来た私の手に・・

お金を少し返してくれました。

おばあちゃん、泣いてました。

水餃子美味しかったです。

そして「こんな所まで、あなたは日本から来てくれたありがとう」って・・

おばあちゃん泣いてました。

あたたかくて、美味しい水餃子でした。

5元の水餃子・・私の手に、1元握らせて・・

「このお金はいいよ」って。

 

今は、心が無くても飲食店が開けてしまう時代です。

だけど、私は、たくさんの経験をして、心の有る飲食店をやってゆきたいです。

お客様が、笑顔になってくださるようなそんな飲食店が好きです。

 

今日も、一日幸せでした。

 

明日も、あたたかい気持ちになっていただけますように。

お客様があたたかいと、わたしもあたたかいです。

 

寒くなって来るので、

余計ですね。

こころも身体もあたたかく。

 

店主。