2026年3月11日

Are You Gonna Go My Way?   私の地図で、旅できる?

 

まず最初に、伝えたいことがあります。

akaiito、この店を、この小さな部屋を、好きでいてくださるすべてのみなさまへ。

 

感謝の気持ちを込めて—— 「心からありがとうございます

 

この店を、心から愛しています。 雨の日も、嵐の日も、誰も見ていない朝も、手を抜かずに、毎日。 それができたのは、あなたがいたからです。 この14年間のすべてに、心から感謝します。

 


 

私は「誰かが言っていたから」という言葉が好きではありません。 自分の目で見たことが、真実で、自分の体で感じることが、人生。

若い頃、ツアーではなく、ひとり海外を「旅」しました。 言葉が通じないなんて、何でもない。 怖がっていたら、好奇心の半分も生きられない。

だから本当は、一か所に留まる人生を、想像していませんでした。 でも気づけば、私はここに、こんなに長い間……

 

自由の重さも、責任の孤独も、すべてをここで経験しました。 そして、この長い時間を積み上げたからこそ、今、自分に言ってあげたいです。 「よくやった」と。

 

 

いつも協力してくれた家族にも、大感謝です。 (これからも、どうぞよろしくお願いします)

 


 

店を拠点にした在り方、その形を、ここで一度手放します。 次の旅を、始めます。

2026年5月をもって、カフェの営業は終了します。

 


 

この空間で過ごせる時間は、あと少し。

パリのアパルトマンに迷い込んだようなこの部屋。

身体に優しいランチを提供することから始まった、この場所の歴史。 年月を経て、今では多くの方がチーズケーキとお茶の香りに包まれ、語り合う場所となりました。

そして、アンティークのチャーチチェア。あの『恋が実る席』で起きたことのすべては真実。

 

心震わせて告白し、結ばれ、新しく誕生した家族と笑い合う日々。 この小さな店で偶然視線が交差し、恋に落ちて夫婦になったお二人。 「恋がしたい」と、遠く三宮から通い続けてくれた女の子。 ある日、レジで「あなたにはもう会えない」と微笑み、左手の指輪を見せてくれました。 「結婚して、遠くへ行きます。あなたのおかげ」と。

 

あの人との恋を実らせたい。 恋人がほしい。夢をかなえたい。 ——そんなあなたは、どうかお早めに。

恋が始まったあの席も、窓際の光も、 あなたと笑い合える日も、 この空間で味わえるすべては、まもなく終わります。

 


 

ずっと絞っていた音量を上げる時間です。

 

 

Are You Gonna Go My Way? 私の地図で、旅できる?

To Be Continued.

 

 

 

2026年3月

akaiito 店主 MUMU

 


2026年5月6日をもって、実店舗の営業を終了する予定です。 (イベント等の都合により多少前後する可能性がございます。最新情報は随時こちらでお伝えいたします)